
東京都中央区にあった飲食店『中華シブヤ』。
グルメドラマ『孤独のグルメ』で紹介されたお店の一つですが、2018年9月28日に閉店しています。
この状況を知り、
- 「孤独のグルメに登場して有名になったのに、なんで閉店しちゃったの?」
- 「中華シブヤが閉店した理由を知りたい」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由について
- 仕入れ先が遠くなり、仕込みが終わらなくなってしまった
- 店主の年齢・体力的な問題があったため
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
中華シブヤの閉店理由
中華シブヤが閉店した理由について、詳細を順番に説明していきます。
閉店理由①:仕入れ先が遠くなってしまった
1つ目の理由は、食材の仕入れ先が遠くなったこと。
店主である渋谷吉章さんはニラ玉定食で使うニラを仕入れるため、毎朝築地まで通っていたといいます。
しかし、2018年10月6日、東京の築地市場が営業を終了。
豊洲に移転することになってしまったのです。
この移転によって、仕入れにかかる移動時間が大幅に増加。
バイクで通っていた店主の移動時間は次のように変化したのだとか。
- 築地市場までの時間:片道約6分
- 豊洲市場までの時間:片道約20分
また、築地市場の時は、バイクを仲卸店に横付け可能。
すぐに買い物を済ませ、荷台に乗せて移動できていたといいます。
しかし、豊洲市場の場合。
駐車場にバイクを止めて徒歩で買い物をしなければならなくなったのです。
その結果、仕込みの時間がお昼まで終わらない状態になってしまったのだとか…。
そのため、

これではお客さんに満足してもらえない…
と考え、閉店を決めた理由の一つになったといいます。
理由②:店主の年齢・体力の問題
2つ目の理由は店主・渋谷吉章さんの年齢&体力の問題です。
店主は仕入れの際、多くの野菜を購入するといいます。
どれくらい購入するのかというと、次の通り。
- ニラ:160束
- キャベツ
- 白菜
ニラは1日に160束は買いますし、重たいキャベツや白菜なども買います。大荷物を抱えて歩くのは、この年齢だと体力的にも厳しく、時間も余計にかかってしまいます
出典元:日刊ゲンダイDIGITAL
キャベツ・白菜などの数量は不明。
ですが、判明している野菜の数量・種類だけでも相当な重労働であることが分かります。
しかし、築地市場が移転してしまったため、徒歩の買い物が絶対となってしまった。
その結果、大量の野菜を持ったままの移動が困難になったのです。
2018年当時の店主の年齢は75歳。
年齢的にも体力的にもかなりきつかったため、「いいきかっけだから」ということで閉店を決意したとのこと。
それが豊洲に移転してしまってちょっと遠くなって、時間がかかるわけですよ。そうすると店の仕込みに間に合いませんからね。あとは年齢的なことですかね。いいきっかけだからと店を閉じたのです。
中華シブヤの閉店理由まとめ
今回は、東京都中央区にあった飲食店『中華シブヤ』の閉店理由をまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
- 閉店理由①:築地市場の移転により、仕入れにかかる移動時間&負担が増加したため
- 閉店理由②:店主・渋谷吉章さんが年齢的にも体力的にも限界だったため
ちなみに、孤独のグルメに登場した他のお店の閉店理由に関しては、下記の記事で簡単にまとめていますので、良ければご覧ください。