関東・東北を中心に展開していたラーメンチェーン店『石焼らーめん火山』。
焼いた石鍋でスープを沸騰させるラーメンが人気でしたが、近年では、多くの店舗が閉店しています。
この情報を知り、
- 「昔は多くあったのに、なんで閉店する店舗が多いの?」
- 「石焼らーめん火山の店舗が閉店に至った理由を知りたい」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由の詳細は不明
■考えられる閉店理由
- 各店舗の閉店時期から、今のご時世の影響により客足が減少した
- 業務転換で違うお店に変え、利益を少しでも上げるため
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
ラーメン火山の閉店理由
まず、石焼らーめん火山側からは、閉店理由に関する言及をしていません。
店頭に貼られていた閉店告知(上尾店)では、
といった定型文が記載されているだけでした。
【上尾市】食べる前のパフォーマンスが素晴らしいラーメン屋『石焼ラーメン火山』が閉店するようです… https://t.co/DEafNl2keB pic.twitter.com/xFaY9bVRdL
— 号外NET(号外ネット)【公式】 (@goguynet) January 29, 2020
なので、閉店理由の詳細は不明です。
ただ、メディアの情報などから、以下の2つの可能性が考えられます。
- 今のご時世の影響でお客さんが激減した
- 業態転換をするため
順番に説明していきます。
閉店理由候補①:今のご時世の影響でお客さんが激減した
2020年から始まった今のご時世。
この影響で外出を自粛する人が増加すると共に、お客さんも激減。
その結果、売上不振に陥って閉店に至ったケースが考えられます。
なぜなら、各店舗が閉店した時期と自粛期間が被っていたからです。
日本中の開店・閉店の情報を集めているサイト『開店閉店.com』。
こちらで『石焼らーめん火山』の各店舗の閉店時期を調べたところ、次の結果が出ました。
年 | 閉店した店舗数 |
2018年 | 2店舗 |
2020年 | 13店舗 |
2021年 | 4店舗 |
2018年時点では、閉店したのはたった2件。
しかし、2020年になると、一気に増加して13件も閉店していました。
なので、この情報から、今のご時世の影響が客足が一気に激減。
それに伴って売上も激減し、閉店に至ったのではないか?と考えます。
閉店理由候補②:業態転換をするため
業態転換、つまり店のジャンルを変更するために閉店した可能性もあります。
『下野新聞 SOON(スーン)』の記事によれば、運営会社『BLOOM』はラーメン火山の店舗を、
- 牛タン専門店
- みそラーメン店
この2つのお店に転換したと記載しています。
そして、最高経営責任者の方によれば、
- 『火山』はファンが多いが、業態として疲弊している
- 今のご時世を機に牛タンとみそラーメンを新しい柱に据えたい
と仰っていました。
BLOOM株式会社は多くの飲食店を経営しており、
- 『牛タン けやき』
- 『とろこく味噌らーめん みそや 源兵衛』
などもありました。
なので、今のご時世の影響などで売上不振になった火山の店舗を、『牛タン けやき』、『みそや 源兵衛』』に転換。
なんとか売上をあげようと努力した結果、ラーメン火山が閉店になったというケースもあると思います。
ラーメン火山の閉店理由に関するまとめ
今回は、ラーメンチェーン店『石焼らーめん火山』が閉店した理由について情報をまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
■考えられる閉店理由
- 多くの店舗が閉店した時期と自粛期間が被っていたことから、今のご時世の影響で売上が激減した
- メディア報道から、同じ運営会社が運営する別の飲食店に業態転換し、会社全体の売上を上げようとした