茨城県つくば市の『LALA(ララ)ガーデンつくば』。
2022年10月16日に閉店(閉館)しましたが、
といった疑問を持つ人も多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■ララガーデンつくばが閉店した理由について
- 借地権契約が満了したため
- 競合店の増加によって売上が減少した可能性がある
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
ララガーデンつくばの閉店理由①:借地権契約が満了
閉店に至った1つ目の理由は、借地権契約が満了したためです。
この情報は、『日本経済新聞』の報道により判明しています。
地域密着型のサービスやイベントで地域住民らに親しまれてきたが、20年間の定期借地権契約が23年春で満了を迎える。施設解体などの期間を踏まえ、閉店を決めた。
出典元:日本経済新聞
ただ、ここで疑問なのは、契約更新をなぜしなかったのか?ということ。
いくら借地権契約が満了になったからといっても、更新をすれば良いのでは?と思う人も多いはず。
これに対し考えられるのは、更新をして引き続き経営しても採算が取れない。
つまり、赤字経営になると分かっていたからという可能性があります。
次の項目で詳細を説明します。
ララガーデンつくばの閉店理由②:競合店の増加
2つ目の理由としては、競合店の増加が考えられます。
ララガーデンつくばの周辺を調べてみると、多くの競合店(商業施設)が存在しています。
周辺にある競合店の一覧は以下の通り。
- イーアスつくば
- トナリエつくばスクエア
- イオンモールつくば
- イオンモール土浦
この通り、周辺地域には4店舗も競合店があります。
ただ、閉店に追い込まれた一番の要因は『トナリエつくばスクエア』だと思われます。
なぜなら、トナリエつくばスクエアとララガーデンつくばの距離は、わずか1.4km。
車で5分程度の場所にあるからです。
しかも、トナリエつくばスクエアがある場所は、つくば駅の目と鼻の先。
つくば駅で降りたお客さんは、ララガーデンつくばまで行って買い物する必要がなくなったのです。
さらに言えば、トナリエつくばスクエアがオープンしたのは、2021年5月19日。
まだまだ新しいショッピングセンターなんです。
大抵の人は新しい物が大好き。
となると、わざわざララガーデンつくばまで行こうとする人よりも、トナリエつくばスクエアに行く人の方が圧倒的に多かったのではないかなと。
ですから、トナリエつくばスクエアの出店により、赤字経営を避けることができなかった。
そしてその結果、引き続き経営をしても採算が取れないと判断。
借地権契約の更新をせず、閉店を決断したのではないか?と考えます。
ララガーデンつくばが閉店した理由まとめ
今回は、ララガーデンつくばが閉店した理由についてまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
- 閉店したのは、借地権契約が満了したため
- 契約更新しなかったのは、『トナリエつくばスクエア』によって赤字経営になり採算が取れないと判断したためと考える
ちなみに、茨城県にある他のお店&施設の跡地・閉店理由に関しては、下記で紹介していますので、良ければご覧ください。