フランス菓子の老舗店として有名だった『ルコント』。
多くのお客さんに愛されていましたが、2022年8月31日までに全店が閉店しています。
ルコントの全店閉店を知り、
- 「なぜ全店閉店するほどの理由って何…?」
- 「今のご時世の影響でお客さんが一気に減ったから?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由の詳細は不明
■考えられる閉店理由
- 今のご時世の影響で売上が減少した
- 輸入小麦の高騰で生産コストが高くなった
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
ルコントの閉店理由
2022年8月1日の『J-CAST』の記事では、
運営会社の「ベイクウェル」に閉店理由について取材したが、回答は差し控えた。
出典元:J-CAST
という一文があり、閉店理由の詳細は不明です。
ただ、メディアの情報などから、
- 今のご時世の影響
- 小麦高騰の影響
この2つが全店閉店に関係している可能性があります。
順番に説明していきます。
閉店理由①:今のご時世の影響で売上が減少した説
今のご時世でお客さんが一気に減少。
それに伴って売上が減少し、閉店に追い込まれたという可能性があります。
実際、2020年の春ごろには、今のご時世の影響から休業。
休業に嘆くお客さん達の声が複数ありました。
帰りにケーキ買おうと思ったのにルコントもサダハルアオキもトシヨロイズカも休業or短縮営業で無理だった
他の目ぼしいところも全滅…オンラインでお取り寄せするしかないか— 赤ちゃんアラタ👶🍼✌ (@arata_222) May 11, 2020
そういえば、ルコントは休業になっちゃったから今年はガトーミュゲの販売はたぶん無いと思う
— かんだがわ🌈🌼❌☔ (@kandkwa) April 28, 2020
ただ、今のご時世の影響だとしても、一気に閉店というのは少し違和感があります。
実際、お店の閉店に関して調べてみると、
といった経緯が多い印象。
なので、一気に全店閉店する理由として、今のご時世だけが理由ではないのかなと。
閉店理由②:輸入小麦の高騰が原因説
2022年2月頃から海外情勢が悪化。
この情勢悪化の影響を受け、輸入小麦の価格が一気に高騰する事態になっています。
そして、小麦高騰の影響を受け、実際に閉店に追い込まれた洋菓子店が複数あります。
以下、洋菓子店閉店のニュースを一部紹介します。
徳島市の洋菓子メーカー「イルローザ」は新型コロナや原材料価格の高騰で収益が悪化したことなどから、今年度中に県内の9つの直営店すべてを閉店すると発表しました。
出典元:NHK 日本放送協会
約半世紀にわたり地域に親しまれた洋菓子店「太田マロニエ」(群馬県太田市飯田町)が22日、閉店する。コロナ下の客減少と、原材料の高騰が主な要因。
出典元:上毛新聞社のニュースサイト
このように、洋菓子店の閉店の理由に挙げられているのは、
- 今のご時世によるお客さんの減少
- 原材料(小麦など)の高騰
この2つだとメディアは報じています。
ですから、フランス菓子店『ルコント』の場合もこの例と同じ。
小麦高騰の影響で生産コストが一気に上昇。
結果、採算が合わず、閉店を決断したのではないかと考えます。
ルコントの閉店理由まとめ
今回は、ルコントの閉店理由について考察&まとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
- 今のご時世の影響で売上が減少した
- 海外情勢が悪化⇒小麦高騰の影響で生産コストが上昇したため