奈良の遊園地『奈良ドリームランド』。
2006年8月31日に閉鎖し、長期間が経過している状態ですが、
- 「奈良ドリームランドの跡地に何ができるの?」
- 「アウトレットモールができる可能性とかないの?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
- 奈良ドリームランドの跡地はプロサッカークラブの予約駐車場になっている(2023年時点)
- 跡地が『風致地区』のため、アウトレットモール等ができる可能性は低い
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
奈良ドリームランド2023年現在の跡地について
奈良ドリームランド跡地の詳細
2023年現在は、プロサッカークラブ『奈良クラブ』の予約制駐車場として貸し出されています。
予約駐車場になっているという情報は、2022年10月に各メディアによって報道されていました。
住宅や施設などの空いた駐車場をスマートフォンアプリなどを介して貸し借りする「シェア駐車場」のサービス会社「akippa(あきっぱ)」(大阪市)が、サッカーのJリーグ入りを目指す奈良クラブのホーム戦で、奈良ドリームランド跡地(奈良市法蓮佐保山3)に予約制駐車場を開設すると発表した。
出典元:毎日新聞
元々ある奈良クラブの駐車場は230台分と少なめ。
その結果、試合時になると駐車場不足になり、近隣が渋滞することが問題となっていたのだとか。
また、Jリーグへの昇格条件の一つに、
があるとのこと。
そのため、観客動員数の達成に向け、奈良ドリームランドの跡地を駐車場として一時的に開設することになったといいます。
ちなみに、仲介した駐車場サービス会社『akippa』での奈良ドリームランド跡地の詳細は次の通り。
- 貸出時間制限有り:11:30〜18:30まで
- ¥1,000~/日
- 場内警備員がいる
そして、駐車場としての評判も調べてみると、
スタジアムから近くて広いため、停めやすい!
アプリの使い勝手、駐車場の受付対応、案内係の方、どれも満足できる対応だった!
といったコメントが多く、駐車場としての評判はかなり良かったです。
奈良ドリームランド跡地の現在の写真
『Googleストリートビュー(2022年10月時)』から見た奈良ドリームランドの跡地は、以下のような感じ。
フェンス越しからは、ただの空き地のようにしか見えません。
また、『Googleマップ』での航空写真だと、次のように映っています。
跡地全体が更地となっており、全体的に茶色。
遊具・建物は何も残っていないことが一目で分かる状態になっていました。
奈良ドリームランドにアウトレットができる可能性は?
2023年現在はプロサッカークラブの駐車場になっている跡地。
ただ、『一時的に開設』という話なので、いつまでも駐車場のままかどうかは不明です。
そして、SNSを見てみると、
跡地にアウトレットとかできたらいいのになぁ
という期待の声がありますが、今後アウトレットモールができる可能性はあるのか?
結論から言えば、アウトレットモール等ができる可能性はかなり低いです。
なぜなら、跡地が『風致地区』に指定されているからです。
風致地区に指定されるとどうなるのか?
結論から言うと、
- マンション
- 商業施設
といった建築物が建築できなくなります。
2015年11月の報道では、
とあります。
落札したSKハウジングは、大阪を中心に貸しビル事業などを手掛けている。市によると、跡地は風致地区などに指定されているため、社会福祉施設やスポーツ施設など以外は建設できないとされ、今後どのような再開発が行われるか注目される。
出典元:産経ニュース
ですから、2023年現在でも変わらず風致地区に指定されている場合。
アウトレットモール等の商業施設ができる可能性はかなり低いでしょう。
奈良ドリームランド跡地の2023年現在まとめ
今回は、奈良ドリームランド跡地の2023年現在の状況について情報をまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
- 2023年現在の跡地は、『奈良クラブ』の予約制駐車場として貸し出されている
- 跡地は『風致地区』に指定されているため、アウトレットなどの商業施設ができる可能性は低い
広大な敷地のため、大勢の人が楽しめる施設ができたらいいのに…と思う人は多いはず。
しかし、『風致地区』指定がなくならない限りは、商業施設が建つことはないでしょう…。