関西・九州地方に展開しているバイキングチェーン店『ワールドビュッフェ』。
世界各国のグルメを時間無制限で食べられると人気ですが、近年、複数の店舗が一気に閉店しています。
この閉店を知り、
- 「ワールドビュッフェ店舗が閉店している理由って何?」
- 「コロナ禍の影響で閉店に追い込まれちゃったの…?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
- 主な閉店理由は、コロナ禍の影響によるもの
- 野々市、浜松などの店舗は、コロナ禍の影響で運営会社が破産したため閉店した
- 2024年現在では、閉店→リニューアルオープンした店舗がある(各務原鵜沼店、野々市店など)
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
ワールドビュッフェの閉店理由
ワールドビュッフェの各店舗は、コロナ禍の影響により閉店しています。
- 岡山県・広島県の店舗
- それ以外の店舗(野々市・浜松など)
について順番に説明していきます。
ワールドビュッフェ岡山・広島の閉店理由
まず、2020年6月15日には、運営会社『ホーミイダイニング』がワールドビュッフェ店舗の閉店を告知していました。
簡単にまとめると、以下の通りです。
■コロナ禍の影響で休業だった店舗の閉店を決定
■閉店する店舗の詳細
- 福山蔵王店 (広島県)
- 倉敷堀南店 (岡山県)
- 岡山下中野店 (岡山県)
- フォレオ広島東店 (広島県)
営業自粛の緩和以降、お客さんの安心が担保できた店舗から営業再開の準備をしていたといいます。
しかし、
- 約250席を抱える大空間
- 休日の来客数が1日平均3,000名
- ビュッフェ形式
といった特徴を持つことを考えると、お客さん・スタッフの安全の担保すること難しいと判断。
その結果、合計4店舗が閉店する事になったとのこと。
ワールドビュッフェ野々市・浜松などの閉店理由
『北陸フードシステムズ』はフランチャイズ店を営んでおり、以下のワールドビュッフェ店舗を経営していました。
- 野々市店(石岡県)
- ザザシティ浜松店(静岡県)
- マイプラザ南富山店(富山県)
- イオンタウン各務原鵜沼店(岐阜県)
しかし、コロナ禍の影響で経営状態が悪化し、2022年に入ると、1月31日には事業停止。
そして、2022年2月には自己破産の申請をすることになり、結果として上記の4店舗が閉店することになったのです。
北陸3県を中心に飲食店などのフランチャイズ店を営む北陸フードシステムズ(福井県鯖江市)が自己破産を申請し、7日付で福井地裁から手続き開始決定を受けた。
出典元:日本経済新聞
ちなみに、報道によれば、負債額は約27億円。
時短営業などによりお客さんが激減し、かなり厳しい状況だったようです。
ワールドビュッフェ閉店後からリニューアルオープンする店舗も!
コロナ禍の影響で閉店が相次ぐことになったワールドビュッフェ。
しかし、近年では、閉店していたワールドビュッフェ店舗が復活しています!
なぜかというと、『株式会社神戸物産』がワールドビュッフェのフランチャイズ展開を多く手掛け、リニューアルオープンさせているからです。
例えば、『野々市店』、『ザザシティ浜松店』などは、神戸物産が以下のタイミングでリニューアルオープンさせていました▼
店舗名 | リニューアルオープン日 |
イオンタウン各務原鵜沼店 | 2022年9月9日 |
野々市店 | 2023年1月26日 |
ザザシティ浜松店 | 2023年4月27日 |
全国に「業務スーパー」をフランチャイズ展開する株式会社神戸物産(本社:兵庫県加古川市、代表取締役社長:沼田博和)がフランチャイズ展開する日本最大級のカフェ&ビュッフェレストラン「神戸クック・ワールドビュッフェ」の「野々市店」(石川県野々市市)が本日、1月26日(木)にリニューアルオープンいたしました。
出典元:PressWalker
このように、神戸物産がコロナ禍で閉店してしまった店舗を再び復活させてくれているため、ワールドビュッフェ好きにとっては、かなりありがたいことです!
ちなみに、神戸物産は他のワールドビュッフェ店舗も数多く運営しています。
なので、まだ出店していない地域にもワールドビュッフェを出してくれるかもしれませんね。
ワールドビュッフェの閉店理由に関するまとめ
今回は、ワールドビュッフェの各店舗が閉店した理由についてまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
- 閉店理由は、コロナ禍の影響によるもの
- コロナ禍の影響で運営会社が倒産し、結果として野々市店、ザザシティ浜松店などが閉店した
- 神戸物産のおかげで、リニューアルオープンするワールドビュッフェ店舗が増えている