
金沢発祥のスイーツ店『世界で二番目においしいメロンパン』。
新感覚スイーツということでメディアに取り上げられ、店舗を拡大していましたが、近年では、複数の店舗が閉店しています。
この情報を知って、
- 「世界で二番目においしいメロンパンの店舗が閉店した理由って何?」
- 「あんなに美味しいのに、なぜ閉店してしまったの?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由の詳細は不明
■お客さんがいなかったという情報から、閉店理由は『売上不振』の可能性が高い
■考えられる売上不振の理由
- タピオカなどの一例から、ブームが去って飽きられてしまった
- 『冷たく食べるメロンパン』などの類似商品が増え、需要が減った
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
世界で二番目においしいメロンパンの閉店理由
まず、世界で二番目においしいメロンパン側からは閉店理由に関する言及をしていません。
店頭(吉祥寺店)に貼られていた閉店告知では、
誠に勝手ながら当店は8月14日(日)をもちまして、閉店いたします。
長きに渡り、ご愛顧頂き誠にありがとうございました。
と記載されているだけでした。
参考ページ:吉祥寺ファンページ 吉祥寺の地域情報サイト
なので、閉店理由の詳細は不明です。
ただ、売上不振に陥ったことで閉店した可能性が高いです。
閉店理由は『売上不振』説
サイト『吉祥寺ファンページ』によれば、以下のことが記載されていました。
- 2016年8月14日に吉祥寺店が閉店した
- オープン後は行列があったが、すぐに行列がなくなった
- 最近は、お店にお客さんが入っているようには見えなかった
参考ページ:吉祥寺ファンページ 吉祥寺の地域情報サイト
つまり、単純にお客さんが来なかったことで売上が減少。
採算が取れる店舗でなくなったため、閉店に至ったと考えられます。
では、なぜ最初は行列ができていたにも関わらず、お客さんが一気に減ってしまったのか。
考えられる理由は、以下の2つです。
- ブームが終わって飽きられた
- 類似商品が増えた
順番に説明していきます。
売上不振候補①:ブームが終わって飽きられた
メロンパンを買っていたお客さんに飽きられたという可能性もあります。
世界で二番目においしいメロンパンが有名になったのは、2015年頃から。
メディアで多く取り上げられ、全国的にブームになりました。
ただ、基本的に、日本人は熱しやすく冷めやすい性格です。
最初はハマっていても、数か月後には見向きもしなくなる…なんてことは普通にあります。
一例を挙げると、少し前に流行っていたタピオカ。
爆発的なブームで、一時はタピオカ店が乱立するほどでしたが、その後は大量閉店。
2024年現在は、少数のタピオカ店が営業している状態になっています。
ですから、世界で二番目においしいメロンパンも、最初こそは流行から多くの人が購入。
しかし、少し時間が経つと飽きられてしまい、購入する人が一気に激減した…という可能性はありえます。
売上不振候補②:類似商品が増えた
似た商品が増えたことも売上減少につながったかもしれません。
ブームになった2015年頃は、似た商品はほとんどなかったと思います。
そのため、新鮮な味を求めて多くの人がこぞってお店に並ぶことになりました。
ただ、2024年現在は、似たような商品が複数あります。
例えば、セブンイレブンの商品『冷たく食べるメロンパン』。
メロンパンの中にホイップクリームが入っており、
- 凍らせて冷たい状態で食べる
- 電子レンジで温めて食べる
など、2通りの方法で食べれるメロンパンです。
そして、この『冷たく食べるメロンパン』のお値段は、213円(税込)。
一方、世界で二番目においしいメロンパンの値段は、最低でも400円(税込)。
セブンの方が圧倒的に安いのです。
このように今現在は、低価格かつ、簡単に入手できる類似品が売っている状態なんです。
ですから、こういった類似品が多く発売されたことで、需要が低下。
結果、世界で二番目においしいメロンパンで買うお客さんが減り、閉店に追い込まれたという可能性もあります。
世界で二番目においしいメロンパンの閉店理由まとめ
今回は、金沢発祥のスイーツ店『世界で二番目においしいメロンパン』の店舗が近年閉店している理由について考察してみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
■閉店前はお客さんがいなかったという状況から、売上不振が原因で閉店したと考える
■考えらえる売上不振に陥った理由
- 流行が終わったことで飽きられてしまい、購入者が減った
- コンビニなどの類似商品が増えたことで需要が減少した