千葉県のショッピングセンター『フルルガーデン八千代 専門店モール棟』。
2021年10月24日に閉店し、現在2022年時点で既に1年以上経っている状態。
- 「フルルガーデン八千代の跡地に何ができるの?」
- 「なぜ閉店してしまったのか理由が知りたい」
といった疑問を持つ人も多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
- 跡地にマンションが建つという噂は本当
- 閉店理由の詳細は不明だが、マンションにするために閉店した可能性がある
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
フルルガーデン八千代専門店モールの跡地はどうなる?
専門店の跡地にマンションが建つという噂は本当です。
この情報は、ツイッター上に載せられた事業計画書から判明しています。
八千代市村上のフルル専門店の跡地。
かなり広い敷地だから気になってたけど、やはりマンションか。
タワマンではないけど、967戸のマンモスマンション。#フルルガーデン#東葉高速線 pic.twitter.com/l9k4q8enj4— SKasuya (@kasuyashusuke) July 13, 2022
事業計画書によると、内容は次の通り。
- 地上15階建てのマンション(44.36m)
- 総戸数:967戸
- 工期:2022年12月15日~2027年6月30日
内容から、かなり大きなマンションが建築されます。
ちなみに、今回のマンション建築に関しては、
- NTT都市開発株式会社
- 名鉄都市開発株式会社
- 西日本鉄道株式会社
- 関電不動産開発株式会社
- 東方地所株式会社
この5つの不動産会社が開発事業者となっているので、かなり大きな事業として取り扱っていることが分かります。
フルルガーデン八千代専門店モールの閉店理由
閉店した理由は、公には発表されておらず、詳細は不明です。
ただ、個人的には、マンションにするために閉店にしたのではないかと考えました。
『改修』ではなく『改装』
まず、一番初めに考えたのは、老朽化が原因説。
フルルガーデン八千代が開店したのは2002年10月末。
つまり、今年でもう20年も経っているわけです。
なので、
老朽化が問題になった
⇒建物の改修工事を行いたいけど、お金がない!
⇒じゃあ、1棟だけ改修して、もう1棟は解体しよう
…といった経緯かなと最初は思いました。
ただ、フルルガーデン八千代が行ったのは『改装工事』なんです。
『改修』と『改装』を簡単に説明すると次の通り。
改修:不良・欠損・老朽化した箇所を直すこと
改装:外観や内装などを新しく変えること
つまり、あくまで直したのは外観・内装なので、老朽化とは何も関係ない工事だったんです。
なので、老朽化が原因説はないという結論に。
マンションにするために閉店した説
マンションを建てるために専門店モール棟の閉店・解体をしたという可能性があります。
今のご時世により、どこのお店も企業も赤字経営は当たり前なんて状態です。
それは、フルルガーデン八千代を建てた土地の地権者である『国際興業』も同じです。
その証拠に、2021年7月5日に発表された国際興業の決算公告を見てみると、以下の情報が載っていました。
純利益 35億0200万円 (▲42.34%)
つまり、大幅に赤字になってしまっているんです。
なので、2021年の国際興業の経営は相当苦しい状態だったと思われます。
その上で考えてみると、マンションを建てることになったのは、土地を売却して資金を作ろうとしたのではないかと考えます。
フルルガーデン八千代専門店の跡地&閉店理由まとめ
今回は、フルルガーデン八千代・専門店モール棟の跡地と閉店理由についてまとめてみました。 以下、今回の簡単なまとめになります。
- 専門店モールの跡地には地上15階建てのマンションが建築される
- 閉店した理由の詳細は不明だが、地権者である『国際興業』が純利益で赤字を出していることから、土地を売却して資金を作りたかったと個人的に考える
ちなみに、千葉県にある他のお店・商業施設の跡地などに関しては、下記で紹介していますので、良ければご覧ください。