銀座にあったそば屋『歌舞伎そば』。
ワンコインで『もりかき揚げそば』が食べられると評判でしたが、2023年4月30日に閉店しています。
この状況を知り、
- 「歌舞伎そばが閉店に追い込まれた理由って何?」
- 「メニュー価格が安すぎたせいで閉店しちゃったの…?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■歌舞伎そばの閉店理由について
- 厨房設備のコストが負担となった
- メニューの価格帯の維持ができなくなってしまった
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
歌舞伎そばの閉店理由
閉店理由のの詳細を順番に説明していきます。
厨房設備のコストが負担になった
まず、一つ目の理由は、厨房設備のコストが負担となったため。
この情報は、J-CASTニュースの取材により、判明しています。
メンテナンスが必要になって休業しましたが、機材のコストがかかるなどして、元に戻すのも一筋縄ではいきませんでした
出典元:J-CASTニュース
歌舞伎そばスタッフが運営するツイッター『黒衣の兎』は、
厨房設備のメンテナンスのため、休業します
という報告を4月17日~4月30日の間にしていました。
【 歌舞伎そば 臨時休業のお知らせ 】
誠に申し訳ありません。
歌舞伎そばは、厨房設備のメンテナンスの為、4月30日迄休業します。#歌舞伎そば #歌舞伎座 #歌舞伎 #銀座グルメ #東銀座グルメ
— 黒衣の兎 (@kabuki_soba) April 23, 2023
そして、休業がいつ終わるのかと思っていたら、閉店の報告。
この経緯から、厨房設備が破損。
機材を再購入したくても価格が高く、どうしようもなかったものと思われます。
メニューの価格帯を維持できなくなった
次に、二つ目の理由として、メニュー価格の維持ができなくなったため。
元々、歌舞伎そばのメニューは激安。
- かけそば:400円
- ざるそば:430円
- もりかき揚げ:490円
と、ワンコインでだいたいのメニューが食べられる価格でした。
しかし、2023年現在は物価が急上昇。
食材・調味料も高騰し、一般家庭だけではなく、飲食店も同じく苦しい状況に陥っています。
この影響から、歌舞伎そばの原材料なども上昇。
激安メニューの価格帯を維持できなくなってしまったといいます。
じゃあ、お店継続のために値上げしても良かったのでは…?
こう考える人は多いでしょう。
しかし、J-CASTニュースの取材によれば、
- お客さんが食べやすい価格にするのが約束だった
- そのため、値上げするのは違う話
と歌舞伎座の子会社『歌舞伎座サービス』の飲食営業部が答えていました。
召し上がりやすい価格がお約束事になっていましたので、800円、900円に値上げするのは違う話だと思います。
出典元:J-CASTニュース
歌舞伎そばの閉店理由考察まとめ
今回は、銀座にあった歌舞伎そばが閉店した理由について情報をまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
■歌舞伎そばが閉店した理由
- 厨房設備のメンテナンスが必要になったが、機材コストの理由から元に戻せなかった
- 物価高によりメニュー価格の維持が困難になった
お客さんのことを思って低価格帯に設定していた歌舞伎そば。
こんな素晴らしいそば屋さんが色々な理由から閉店してしまうのは、本当に残念です。