新宿にあったイタリアンレストラン『キリストンカフェ』。
21世紀の教会をコンセプトにしたお店で、多くのお客さんに愛されていましたが、2021年12月27日に閉店しています。
この情報を知り、
- 「何が原因で閉店することになったの?」
- 「2024年現在の跡地はどうなっているの?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■建物の老朽化が原因で閉店した可能性が高い
■考えられる移転しなかった理由
- 移転費用(内装工事など)が高かった
- コロナ禍の影響で資金が足りなかった
■跡地のビルは、2024年8月にリニューアルオープンする
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
キリストンカフェの閉店理由
まず、会社側では閉店理由について言及をしていません。
『DDグループ』公式サイトでは、閉店について、
といった一文が記載されているだけでした。
なので、なぜ閉店に至ったのか、理由の詳細については分かりません。
ただ、SNS上の情報から、建物の老朽化が原因で閉店した可能性が高いです。
閉店理由:建物の老朽化
X(旧ツイッター)上で キリストンカフェの閉店について調べてみると、
- 「キリストンカフェの閉店ってビルの老朽化が原因か」
- 「老朽化じゃ閉店もしょうがないね」
と投稿している方が何人もおられました。
え?キリストンカフェ閉店?
行ってみたかったのに行けずに終わった。
テレビでも使われてるのにコロナのせいか?と思ったらテナント入ってるビルの老朽化が原因か...。
思い立ったら即行動って大事やな。痛感。— Яyo:りょー (@sk8ryoon) December 29, 2021
あ、老朽化による閉店今日だったか…最後に行きたかったな… >RT
ありがとうキリストンカフェ。眼鏡祭無かったら今の交友関係無かったから、大変思い出深い地だった。
— 春華 (@haruka96re) December 27, 2021
X上で調べる限り、老朽化に言及していた人は全部で10人。
これだけ多くの人が言っていることから、キリストンカフェの閉店理由は老朽化の可能性が高いです。
なぜ移転しなかったのか?
建物の老朽化が原因なら、移転すれば解決では?
こう考える人もいると思います。
ただ、結論から言うと、以下の理由からキリストンカフェは移転できなかったのでは?と考えます。
- 移転費用が足りなかった
- コロナ禍の影響で資金が足りなかった
移転費用が足りなかった
単純に移転にかかる費用が足りず、断念した可能性があります。
移転について調べてみると、
- 『閉店費用』と『開店費用』でそれぞれお金が必要
- 合わせて約1,000~2,000万円かかる
と、結構な費用がかかることが分かりました。
ただ、あくまでこの費用は目安。
店舗・土地によっては、もっと安い費用で済む可能性もあります。
ですが、キリストンカフェの場合、他の飲食店よりも移転費用はさらにかかる恐れがあります。
なぜなら、21世紀の教会をコンセプトにしたお店だからです。
教会をコンセプトにしているため、内装には相当力を入れています。
- シャンデリア
- アンティークの家具
- 大理石のテーブル
などなど、価値の高い物を揃えていました。
そのため、移転先の店舗で内装を同じにする場合、
- 内装工事
- 家具の運び出し
などが他の飲食店よりも費用がかかったのではないかなと。
そしてその結果、移転を断念した…という可能性はあるかもしれません。
コロナ禍の影響で資金が足りなかった
コロナ禍の影響から移転できなかった可能性もあります。
コロナ禍に突入したことで、多くの飲食店はお客さんが激減し、結果として閉店したお店も多くあります。
そして、キリストンカフェの場合も状況は同じで、X上では、
- 「キリストンカフェに行きたくてもコロナ禍で行けない」
- 「コロナ禍が落ち着いたらいこうと思ってた」
といった投稿が多くありました。
ああぁああぁぁぁあぁあキリストンカフェ閉店しちゃったのか…!!!好きな所だったので悲しい…ごはんも美味しかったし、雰囲気良かったからめっっっちゃ行ってた……コロナで行けない間にこんなことに…!!(´;ω;`)
— ゆきみ☆ 今年は早割目指す (@kaoki51) December 28, 2021
メサイアの聖地であるキリストンカフェが昨年末に閉店したと聞いて……ショックを受けている……コロナ落ち着いたら…行こうと…思っていたんだよ………行けばよかった…もう気にせず行けばよかった………
— とんかつくん (@tonkatsukun_) January 13, 2022
つまり、コロナ禍の影響でお客さんはいつもより少なく、売上も下がっていた可能性は十分にあります。
となると、キリストンカフェ側の資金は、そこまで余裕がなかったのではないかなと。
ですから、コロナ禍の影響で資金が足りなかったことで、移転することができず、閉店した可能性もあります。
キリストンカフェの跡地に何ができる?
キリストンカフェがあった跡地には何かできているのか。
結論から言うと、2024年6月時点では、詳細は不明です。
ただ、2024年8月にビルがリニューアルオープンするため、8月になれば、跡地のその後が分かるかもしれません。
説明していきます。
跡地ビルは2022年~2023年頃まで工事を行っていた
まず、キリストンカフェが入っていたのは『オリエンタルウェーブビル』というビルでした。
実は、このオリエンタルウェーブビルは、2022年~2023年頃まで耐震補強工事を行っていました。
そのため、2022年頃には、ビルに入っていたお店は全て退去していたのです。
新宿・花園神社の靖国通り側参道両脇の「白鳳ビル」(右)と「オリエンタルウェーブビル」(左)の店子が一斉に退去して数ヶ月。同時建て替えかな。
(35.6927670, 139.7053483) pic.twitter.com/SZSy3pH91k
— 新宿GK不動さん (@shinjuku_re) June 30, 2022
新宿5丁目、オリエンタルウェーブビル((1974年(昭和49年)10月竣工)
耐震補強工事を経てリニューアルしました。
地下3階・地上9階建て、貸店舗としてテナント募集中となっております。https://t.co/Wtz8asvb0e pic.twitter.com/O0tJDD6EpD— TOKYO BEST OFFICE(オフィス検索&仲介) (@TokyoBestOffice) January 16, 2024
そして、耐震補強工事が終わってからは、
- ファミリーマート
- びっくりドンキー
など少しずつお店がオープンしていました。
2024年8月にビルがリニューアルオープン
2024年5月頃になると、2024年8月にリニューアルオープンするという看板が立てられていました。
なので、キリストンカフェ跡地に何ができるかは、8月にリニューアルオープンしてからのお楽しみといったところなのです。
ですから、跡地にどんなお店ができるのか、ゆっくりと楽しみに待っていましょう。
キリストンカフェの閉店理由に関するまとめ
今回は、キリストンカフェの閉店理由について情報をまとめてみました。
以下、今回のまとめになります。
- SNS上にある複数の口コミから、閉店理由はビルの老朽化
- 移転しなかったのは、費用の問題があったためと考える
- 跡地にあるビルは、2024年に耐震補強工事を完了し、2024年8月にリニューアルオープンする