銀座にあった和菓子屋『鹿乃子銀座本店』。
多くの和菓子好きの方に愛されたお店でしたが、2020年7月に閉店しています。
この情報を知り、
- 「あんなに美味しかったのに、なんで閉店しちゃったの?」
- 「閉業に至った理由が知りたい」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由の詳細は不明
■考えられる閉店理由
- コロナ禍の影響により売上が激減したため
- 人口減少による影響でヘビーユーザー(高齢者)がいなくなり、売上に影響が出た
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
銀座鹿の子の閉店理由
まず、銀座鹿の子側からは閉店した理由について言及していません。
閉店した2020年7月当時に掲載していた張り紙には、
と、閉店の報告と、お客さんへの感謝の言葉が綴られているだけでした。
銀座へ。
大好きな「鹿の子」へ。
娘とふたりで。な、な、な、な、なんと、閉店。
老舗鹿の子がなくなってしまった。
母と私の思い出の鹿の子
榊晃次と画廊オーナーが
お茶していたあの鹿の子銀座の楽しみがひとつ減ってしまった。かなしみ。#愛していると言ってくれ pic.twitter.com/YmwufuFwjD
— めちゃあつあつ (@knysymcha) August 8, 2020
なので、どんな理由で閉店に至ったのか、詳細は不明です。
ただ、メディアの情報などから、
- コロナ禍の影響
- 人口減少の影響
といったことが閉店に関係している可能性があります。
順番に説明していきます。
閉店理由候補①:コロナ禍の影響
2020年から始まったコロナ禍の影響が最大の理由と考えます。
コロナ禍に突入したことにより、
- 外出自粛
- 営業自粛・営業時間短縮
などを強いられ、その結果として、多くのお店が閉店に追い込まれています。
実際、コロナ禍の時期には、
- 2021年2月:『宝万頭本舗』が自己破産
- 2022年5月:『紀の国屋』が倒産
と、複数の和菓子メーカーが倒産に追い込まれています。
このように、コロナ禍による影響は、多くの和菓子屋にも及び、閉店に繋がっています。
ですから、銀座鹿の子もコロナ禍の影響を受け、売上が大幅に減少。
結果、閉店に追い込まれたという可能性は十分にあります。
閉店理由候補②:人口減少の影響
日本の人口減少が影響し、閉店の一因になった可能性もあります。
銀座鹿の子の閉店と人口減少に何の関係があるの?
こう疑問に感じる方は多いでしょう。
ただ、『ITmedia』の和菓子屋の廃業に関する記事の中には、以下の内容が書かれていました。
- 2021年時点で約145万人が亡くなっている
- この約145万人の中には『高齢者』が多くを占めている
- 和菓子ヘビーユーザー(高齢者)が多くいなくなったことが廃業に繋がった
つまり、和菓子の常連客である『高齢者』の方が多く亡くなっていることで、客足も比例して減少。
結果、和菓子屋は閉業に追い込まれたのでは?ということ。
コロナ禍に入ったことで、高齢者は多く亡くなっています。
その事実を考えると、こういったヘビーユーザー(高齢者)の減少が影響して売上に響き、閉店に繋がった可能性も考えられます。
銀座鹿の子の閉店理由に関するまとめ
今回は、銀座にあった和菓子屋『鹿乃子銀座本店』の閉店理由について考察してみました。
閉店理由の詳細は不明ですが、2020年7月に閉店したことを考えると、コロナ禍の影響が大きかったものと思われます。
また、日本の人口減少で年々高齢者の方も亡くなっていることも、銀座鹿の子の閉店の一因になったかもしれません。