※当ブログはプロモーションを含んでおります。ご了承ください。

じゃんじゃん亭の閉店理由を考察!なぜ愛知県の焼肉店が消えたのか?

愛知県を中心に店舗展開していた焼肉店『じゃんじゃん亭』。

多くの人に愛されたお店でしたが、2023年7月頃には全店が閉店しています

この情報を知り、

  • 「じゃんじゃん亭はなんで全店閉店してしまったの?」
  • 「売上関係で閉店に追い込まれちゃったの?」

といった疑問を持つ人は多いはず。

当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。

 

簡単なまとめ

■閉店理由の詳細は不明

■考えられる閉店理由

  • 世界情勢の悪化や円安の影響で牛肉が値上がりし、経営コストが増加したため
  • 電気代・ガス代の値上げにより、負担が大きくなったため
  • 2023年が人手不足関連で倒産した飲食業が多かったことから、人手不足による人件費の高騰

詳しい内容については、以下で紹介しています▼

 

じゃんじゃん亭の閉店理由

閉店

まず、じゃんじゃん亭側からは閉店理由に関する言及をしていません。

 

公式X(旧ツイッター)や公式インスタがありますが、どちらも最後の投稿は2022年12月。

全く更新されておらず、閉店告知すらありません。

 

そして、2022年11月に閉店した『岩塚店』の告知では、

 

このたび、焼肉じゃんじゃん亭岩塚店は令和四年十一月十一日(金)をもって、閉店させて頂くこととなりました。これまでに賜りましたご芳情に深く感謝申し上げます。

 

と、お客さんへの感謝の言葉などがあるだけでした。

 

なので、なぜ閉店したのか、理由の詳細は不明です。

ただ、メディアの情報などから、

 

  • 牛肉価格の高騰
  • 電気代・ガス代の値上がり
  • 人手不足による人件費の高騰

 

などが閉店に関係している可能性があります。

順番に説明していきます。

 

閉店理由候補①:牛肉価格の高騰

牛肉の値上がりによって閉店に追い込まれた可能性があります。

牛肉が値上がりした理由は、次の通り。

  • 世界情勢の悪化
  • 円安の加速

 

世界情勢の悪化により、和牛・国産牛が値上がり

2022年になると、世界情勢が悪化。

これまで安定して輸出されていたものができなくなり、多くの物が高騰する結果となりました。

 

その高騰した物の中には、トウモロコシも含まれていました。

 

トウモロコシは、牛が食べる主なエサ(飼料)です。

そのトウモロコシの輸出量が減ったことにより、トウモロコシ自体が高騰。

 

そして、それに伴い、牛を育てるためのコストも上昇

この影響で、主に和牛、国産牛の価格が値上がり。

結果、和牛などをメインで取り扱っていた焼肉店はかなり苦しい状況になったのです。

 

円安の加速で輸入牛も値上がり

2022年は、円安が加速した年でもありました。

円安が加速すると、外国からの商品を購入する際のコストが増加します。

 

そのため、円安によって輸入牛肉が値上がり

輸入牛肉を主に使っている焼肉店は、運営コストが増加して苦しい状態に陥りました。

 

なので、これら牛肉の値上がりがじゃんじゃん亭の閉店に繋がった可能性はあります。

 

閉店理由候補②:電気代・ガス代の値上がり

電気代・ガス代といったエネルギーコストの高騰も関係あるかもしれません。

 

じゃんじゃん亭の各店舗が閉店した時期は、2022年~2023年。

この頃は、

  • 世界情勢の悪化
  • 新興国のエネルギー需要の高まり

などの影響から、ガス代が高騰し始めた時期でもあります。

 

そして、日本は、重油・ガスを燃料とした『火力発電』に頼っているため、必然的に電気代も上昇しました。

 

これらエネルギーコストの高騰は、一般家庭でなく、飲食店にも大打撃となっています。

 

実際、2023年6月では、大手電力7社が一斉に値上げ。

各社平均で、15~39%も値上がりしていました。

 

2023年6月から、大手電力10社のうち、7社が電気料金を一斉に値上げしました。値上げ幅は各社平均で、15〜39%余りと大幅なもの。

出典元:グリーンピース・ジャパン

 

焼肉店では、焼肉を焼く『焼肉グリル』を使うため、他の飲食店よりも電気代・ガス代の負担は大きいです。

なので、光熱費が高騰すればするほど、負担が増加。

結果、経営コストが増え、経営の継続が難しくなった可能性はあります。

 

閉店理由候補③:人手不足による人件費の高騰

人件費の高騰も閉店の一因となった可能性があります。

 

閉店店舗が多かった2022年~2023年頃。

飲食業界は、人手不足とそれに伴う人件費の高騰に直面していました。

 

そして、2023年には飲食業関連の倒産が過去最多を更新。

倒産が多くなった主な原因は、人件費の高騰でした。

 

『東京商工リサーチ』によれば、

  • 2023年の『人手不足』関連倒産:158件(前年比154.8%増)
  • 人件費高騰による倒産:59件(前年比742.8%増)

といった結果が出ています。

 

「人手不足」関連倒産の内訳は、「人件費高騰」が59件(前年比742.8%増)と最も多く、次いで、「求人難」の58件(同114.8%増)、「従業員退職」が41件(同46.4%増)と続く。

出典元:東京商工リサーチ

 

2020年から始まった今のご時世。

これをきっかけに、人と接触する飲食業を敬遠する人は多くなり、アルバイトを採用することが難しくなりました。

 

ただ、その状況の中でも、なんとかスタッフを雇用しなければならない。

そのため、賃金を上げざるを得なくなり、それが経営負担になっている状況なのです。

 

ですから、こういった人手不足による人件費の高騰が影響し、閉店に至った可能性もあり得ます。

 

じゃんじゃん亭の閉店理由に関するまとめ

今回は、愛知県を中心に展開していた焼肉店『じゃんじゃん亭』が閉店した理由について考察してみました。

以下、今回の簡単なまとめになります。

今回のまとめ

■考えられる閉店理由

  • 世界情勢の悪化・円安の加速から、牛肉が値上がりし、経営コストが増加したため
  • 電気代・ガス代の高騰で負担が大きくなったため
  • 人手不足による人件費の高騰で、経営負担に繋がった

閉店理由の詳細は不明ですが、情勢の変化による牛肉や光熱費の値上げなどが影響し、赤字になってしまったのではないか?と考えます。