東京都内にあったパン屋『キリーズフレッシュ』。
パンやラスクがおいしいと評判のお店でしたが、2023年6月30日に成城店、広尾店どちらも閉店しています。
この情報を知り、
- 「あんなに美味しかったのに、なんで閉店しちゃったの?」
- 「もしかして、お客さん少なかったのかな…?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由の詳細は不明
■考えられる閉店理由
- パンの原材料(小麦、バター等)のコストが上昇した影響
- 価格へ言及する口コミがあることから、客足が減った
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
キリーズフレッシュの閉店理由
まず、キリーズフレッシュ側からは閉店理由に関して言及していません。
キリーズフレッシュの公式インスタグラムの投稿では、
開店以来20年以上皆様に支えていただき営業させていただきましたが、2023年6月30年をもちまして、成城店、広尾店共に閉店いたしました。
と、閉店した告知をしているだけでした。
なので、なぜ閉店してしまったのか、詳細は何もわかりません。
ただ、メディアの情報などから、
- パンの原材料コストが上がった影響
- お客さんが減った
などが原因で閉店した可能性があります。
閉店理由①:パンの原材料コストが上がった影響
1つ目に、パンの原材料コストが上昇した影響で、閉店に追い込まれた可能性があります。
閉店した2023年頃は、世界情勢の影響から、
- 円安の長期化
- 燃料の値上がり
などに至った年です。
そしてその結果、パンの原材料である『小麦』や『バター』、『牛乳』の価格が上がることになったのです。
このような状況になってしまうと、パンの製造コストが上昇。
パンが多く売れたとしても、利益が得られない事態になります。
実際、2023年度、倒産に至ったパン屋は37件。
これまでで最も多い倒産数となっており、パンの主要素材のコスト増が深刻化していると、『東京商工リサーチ』は伝えています。
なので、小麦などの原材料コストが上昇した影響から、閉店に至った可能性は高いと思われます。
閉店理由②:お客さんが減った
次に、店舗に来てくれるお客さんの数が減ったことも考えられます。
X(旧ツイッター)上でキリーズフレッシュの評判を調べてみると、
(パンの)値段が上がって買うのやめちゃった
といった内容の投稿をしている方がいました。
そーいえば先日、妻が前によく買ってた #成城 のキリーズフレッシュってパン屋さん🥐
6月30日に閉店してたんだよね、、、
去年あたりだったかなぁ結構値上がってて買うの辞めちゃったのよね、、、
次はなんの店舗になるんだろうか。https://t.co/0M1aPxqXUH pic.twitter.com/dMXjRK9gDR— ◯◯◯◯ (@zepyurosu_ro) July 9, 2023
恐らく、先述したパンの原材料のコスト増が原因により、仕方なく値上げを実行した可能性があります。
ただ、お客さん側からすれば、SNS上の口コミのように、
と、考える人はかなり多いかもしれません。
となると、キリーズフレッシュが値上げを実行した影響で、購入するお客さんの数が減った可能性はあります。
キリーズフレッシュの閉店理由に関するまとめ
今回は、東京都内にあったパン屋『キリーズフレッシュ』の2店舗が閉店した理由について考察してみました。
パン屋の倒産が最多になった年だったことから、原材料コスト増が閉店に影響している可能性はあります。
また、原材料の上昇による値上げにより、お客さんが減ってしまったことも考えられます。