東京・銀座にあるパティスリー&カフェ『ラデュレ銀座店』。
多くのファンから愛されていたお店ですが、2023年8月31日に閉店しています。
ラデュレ銀座店の閉店を知り、
- 「ラデュレ銀座店の閉店理由って何?」
- 「今のご時世の影響でお客さんが減ったとかで閉店なの…?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由の詳細は不明
■考えられる閉店理由
- 賃料が高く払うことができなくなった
- 電気代高騰の影響によるもの
- 元々売上がそこまで高くなかった
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
ラデュレ銀座店の閉店理由
ラデュレ銀座店は閉店理由に関して何も公表していません。
そのため、閉店した理由についての詳細は不明です。
ただ、今現在の状況から次の3つの要因が考えられます。
- 一等地にある
- 電気代の高騰
- 売上が高くなかった説
順番に説明していきます。
ラデュレ銀座店は『一等地』にある
まず、ラデュレ銀座店は一等地ともいえる場所にあります。
そのため、いくらかは分かりませんが、家賃はかなり高いはずです。
なので、一等地の家賃を返せるだけの売上を叩き出さないといけません。
しかし、状況が悪化して家賃を返せる状況ではなくなった。
そういう可能性はありえます。
そして、そんな状況になった要因の一つは、電気代の高騰だと考えます。
電気代の高騰
2023年現在、世界的な燃料価格上昇の影響により、電気代が高騰。
各家庭や企業・お店にとって大きな負担となっています。
そして、カフェ関係のお店もその影響は大きいです。
カフェの場合、
- エアコン
- 食器洗浄機
- 冷蔵庫
といった電化製品を多く使用しており、電気代は負担になっています。
そして、話によれば、電気代の割合は売り上げの約7%とのこと。
電気代の割合は売り上げの約7%と言われており、毎月100万円の売り上げの店舗の場合、約7万円という計算です。
出典元:OTOMOmagazine
ただでさえ、電気代が大きな負担となっているのがカフェ経営なのです。
そんな中、2023年6月1日から電気料金がさらに値上げ。
そして、ラデュレ銀座店が閉店を告知したのが2023年6月2日です。
タイミング的に、電気代の高騰による影響から閉店を決めた可能性は高いと考えます。
売上が高くなかった説
最後に、売上がそこまで高くなかったという可能性もあります。
いやいや、いつも混んでたっていう話を聞くんだけど?
普通なら、混雑している=儲かっていると誰もが思います。
しかし、カフェの場合、
という特徴があります。
カフェという場所は、基本的に30分~1時間と、長く滞在する人が多い所です。
ですが、長い滞在をしても、コーヒー一杯しか頼まない、そういう人も多く利用しています。
そのため、一人当たりの売上がそこまで高くないのです。
実際、カフェの経営について調べてみると、
と、経営に携わる方が仰っていたという情報がありました。
例えば、私が一度だけお会いした人で多角経営をしている優秀な方がいます。下記の通り、さまざまな業態でビジネスをしています。
このとき、コメダ珈琲についてお話をしましたがハッキリと「大して儲からない」と言っていました。出店コストに100,000,000~130,000,000円ほどかかるらしく、これまで私が述べた展開と同じ道のようです。
出典元:フランチャイズLABO
ただ、ラデュレ銀座店は純粋なカフェではありません。
なので、一般的なカフェよりは売上が出ていた可能性はあります。
ですが、カフェを併設している以上、『客単価が低い+滞在時間が長い』という側面も持っています。
つまり、みなさんが思っているより、そこまで売上は高くなかったのではないかと考えます。
ラデュレ銀座店の閉店理由まとめ
今回は、東京・銀座にあるパティスリー&カフェ『ラデュレ銀座店』の閉店理由について考察してみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
■考えられるラデュレ銀座店の閉店理由
- 一等地にあることで家賃が高かったこと
- 電気代の高騰で負担が増加したこと
- カフェ経営の売上が高くないことから、ラデュレ銀座店も同じような状態だったという可能性
色々と考察してみましたが、閉店のタイミング的に、やはり電気代の高騰が一番の要因だったのではないかなと個人的に考えます。
ちなみに、東京にある他のお店&商業施設の跡地・閉店理由などに関しては、下記で紹介していますので、良ければご覧ください。