大阪府和泉市あゆみ野にあるショッピングセンター『ららぽーと和泉』。
大型食品スーパーやアミューズメント施設など約220店舗が集まっており、地元に人気の商業施設です。
しかし、2019年~2020年にかけて、多数の店舗が一気に閉店しました。
この大量閉店を知り、
- 「複数の店舗が一気に閉店した理由って何?」
- 「ららぽーと和泉自体が閉店しちゃうの?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■店側からの告知では、閉店理由の詳細は言及されていない
■考えられる閉店理由
- 契約満期になったため説
- ららぽーと和泉側が既存店と新規店を入れ替えしたかった説
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
ららぽーと和泉にあった店舗の閉店理由
閉店告知された際は、閉店理由に関しては何も記載されていません。
これは、ツイッターに投稿されていた以下の画像から分かります。
ららぽーと和泉のテナントが多数閉店されるのですね。
ル・クルーゼさんも、、、 pic.twitter.com/I465Jw4gK5— 和泉市LIFE by 片平歯科@池田下町 (@izumi_city_life) December 11, 2019
なので、閉店した理由の詳細は不明です。
ただし、集めた情報から以下の2つが関係していると考えます。
- テナント契約が6年だったから説
- リニューアルに際して貸主側が新規店と入れ替えしたかった説
順番に詳細を説明していきます。
テナント契約が6年だったから説
テナント契約が6年で、契約満期になったため閉店したという可能性があります。
まず、ショッピングセンター内のテナント初回契約期間は6年が多いと言われています。
この情報は、『ザイマックス総研の研究調査』にて記載されています。
日本のショッピングセンター開発をリードしている「イオンモール」や「ららぽーと」をはじめ、近年、ショッピングセンター開業時のテナント初回契約期間・形態は、「6年定期借家契約」が最も多いとされる。
出典元:ザイマックス総研の研究調査
そして、ららぽーと和泉がオープンしたのは、2014年10月。
リニューアルオープンした日時は、以下の通りです。
- 2020年3月、リニューアル第1弾・11店舗オープン
- 2020年5月、リニューアル第2弾・15店舗オープン
これらの情報から、ららぽーと和泉がオープン→リニューアルまで、約5~6年経っていたことが分かります。
つまり、テナント契約が6年だった場合。
契約満期→閉店するには絶好のタイミングだったということです。
こう考える人もいると思います。
ただ、店舗によっては継続したくても出来なかった理由があったのではないか?と考えます。
一例と挙げると、次の通り。
- お金の問題で契約継続できなかった
- テナント料が高くなった
5,6年も店舗運営すれば、売上が低迷したり、環境が変わったり色々あります。
そして、その影響から、契約継続が困難に…ということもありえるはず。
ですから、テナント契約を継続したくても出来なかった。
そして、6年契約が終わるタイミングが来たため契約満期で閉店した、ということが考えられます。
リニューアルに際して貸主側が新規店と入れ替えしたかった説
貸主側、つまり、ららぽーと和泉側が既存店と新規店を入れ替えしたかった。
そのため、リニューアルに際して既存店と閉店交渉をしたという可能性もあります。
多くの商業施設はリニューアルを度々します。
その理由は、お客さんを飽きさせないため、です。
何年も同じ店舗がそこにあり続ければ、お客さんの目が慣れてしまい、興味がなくなっていきます。
そして、最終的には店舗どころか、商業施設そのものに興味がなくなる可能性だってあります。
そのため、商業施設側はお客さんを飽きさせないため、
- 店舗の入れ替え
- 店内の改装
などに力を入れます。
だからこそ、商業施設は『リニューアル』を度々実施するわけです。
なので、例え売上も低くなく、契約継続したい意思のある店舗だったとしても。
ららぽーと和泉側が、
- 「この店舗は、新規のお客さんが入る見込みがなさそう…」
- 「違う店舗を入れた方が売上が上がりそう」
と考えてしまえば、交渉の末に最終的に閉店…となることもありえるかなと。
実際、
- ル・クルーゼ
- ミカヅキモモコ
といった人気店もこのリニューアルの中で閉店したことを考えると、こういった裏事情があった可能性はあります。
ららぽーと和泉の店舗の閉店理由まとめ
今回は、大阪府和泉市あゆみ野にある『ららぽーと和泉』の店舗の多数が閉店した理由についてまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
- ショッピングセンターのテナント契約期間は6年が多いことから、契約満期→閉店という可能性がある
- ららぽーと和泉側がお客さんを飽きさせないために、リニューアルの際に既存店と閉店交渉し、新規店を入れた可能性もある
ちなみに、大阪にある他のお店&商業施設の跡地・閉店理由などに関しては、下記で紹介していますので、良ければご覧ください。