福島県・喜多方市にあったラーメン店『まこと食堂』。
創業76年の老舗かつ、超有名店でしたが、2023年9月30日に閉店しています。
この情報を知り、
- 「あんなにお客さんが多かったのに、なんで閉店?」
- 「まこと食堂の閉店って、今のご時世の影響が関係しているの?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由の詳細は不明
■2020年でも行列ができていた事から、今のご時世の影響とは無関係と考える
■考えられる閉店理由
- TV番組で後継者がいない事を明かしたことから、後継者がいなかった
- 先代が60歳で引退、4代目が50歳代の女性であることから、体力的に厳しかった
- 人手不足が原因で閉店するラーメン店が多いことから、人手不足だった
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
まこと食堂(喜多方)の閉店理由
まず、まこと食堂側からは、閉店理由に関する言及をしていません。
当時、まこと食堂に貼られていた閉店告知では、
令和五年九月三十日(土)をもって閉店させていただくことにしました。
七十六年間お世話になり本当に感謝申し上げます。
と、閉店の報告と、お客さんへの感謝の言葉のみが記載されていました。
喜多方のまこと食堂、今月のトランヴェールで記事になってるけど、残念ながら今月末で閉店…(´・ω・`) pic.twitter.com/VNMWyIPhne
— らぴすらずりぃ🐹🦊@Gatexion (@LapiLapisLazuli) September 23, 2023
なので、閉店理由の詳細は不明です。
ただ、メディア・SNSの情報から、以下のように推察しました。
- 今のご時世の影響による閉店とは考えられない
- 閉店理由候補①:後継者がいない
- 閉店理由候補②:体力的問題があった
- 閉店理由候補③:人手不足
順番に説明していきます。
今のご時世の影響による閉店とは考えられない
2020年から始まった今のご時世。
この影響により、
- 外出自粛によって客足が激減
- ゼロゼロ融資を受けるも返済できない
といった理由などから、2020年~2023年の間、閉店に追い込まれる飲食店が一気に増加しました。
なので、
まこと食堂も今のご時世の影響を受けた結果、閉店に…?
と考える人もいるかもしれません。
しかし、X(旧ツイッター)上で、2020年頃のまこと食堂の営業状況を調べてみると、普通に行列ができていました。
喜多方ラーメン。まこと食堂。長い行列。☀️😵💦気温28度 pic.twitter.com/c8aTvOMYgA
— ずんだ餅 (@zunda_to) July 24, 2020
今のご時世+夏の炎天下の中でもこれだけの行列。
となると、普通に売上の方は好調だったと考えられます。
なので、今のご時世の影響を受けたダメージで閉店したとは考えられません。
閉店理由候補①:後継者がいない
まず、後継者がいないことで閉店した可能性があります。
なぜなら、X上では、
という噂をしている方が複数いたからです。
喜多方ラーメンを全国区に押し上げるブームを作り上げた「まこと食堂」が閉店ってマジか…
後継者がいないかららしいけど、また名店が消えてしまうのか。残飯スープ使い回し事件から復活して人気出てたのに残念だなぁ
— 萬路山 (@Manrozan1996) August 29, 2023
実際、この話が店主の方から聞いたものなのかは分かりません。
ただ、TV番組『7RULES(セブンルール)』にて、店主・佐藤リカさんが出演した際には、以下の内容が語られていました。
- まこと食堂は自分の代で店を閉める
- 後継者は血筋以外認めない
- 一人娘がいるが、薬剤師になる夢を応援している
参考ページ:フジテレビュー
番組に出演されたのは、2020年7月頃。
つまり、閉店の3年前の時点で、そのまま店を閉める覚悟をしていたということです。
なので、まこと食堂が閉店したのは、後継者がいなかったことが大きな理由といえるでしょう。
閉店理由候補②:体力的問題があった
体力的に厳しかったことも閉店理由の一つかもしれません。
X上では、
といった投稿もありました。
プーオウグルメ🍴
福島三大喜多方ラーメン店の一つ、まこと食堂が今月で閉店⤵行列店だが働き手の高齢化が理由のようだ💦高齢化の波がそこかしこに…😭
そこで都内にも店舗がある坂内食堂でお昼ご飯💡喜多方ラーメンとわさび醤油チャーシュー丼✨喜多方に思いを馳せながら美味しくいただきました😊 pic.twitter.com/HsYGCOmTuC
— プーオウ (@hasirupuoh3759) September 20, 2023
実際の所、この話が本当なのかどうかは分かりません。
ただ、3代目である父は『体力の限界』を理由に60歳で引退。
35歳で4代目を継いだ佐藤リカさんは、2023年時点で最低でも50歳にはなっていました。
そして、TV番組『セブンルール』の中では、
- 店を継いでから、腰が痛いと感じ始めた
- お昼時、配膳ミスが頻発した時はピリピリした様子に
- 店を継いでから、プレッシャーに押しつぶされそうになったこともある
参考ページ:フジテレビュー
など、体力的・精神的にかなり厳しかったことであろう内容がいくつもありました。
先代の父が60歳で引退ですから、女性である4代目の場合、50代でも体力的にきつかったはずです。
これらの情報を踏まえて考えると。
最低でも店主・佐藤リカさん自身は2023年時点でもかなり辛い状況だったのではないでしょうか。
ですから、店主自身の体力的問題から2023年に閉店した可能性もあります。
閉店理由候補③:人手不足
人手不足に陥った可能性もあります。
ネット上では、
という噂もありました。
これも、実際はそこまで人手不足だったのかどうかは不明です。
ただ、他のラーメン店について調べてみると、
- 人手が足りず、店を休業
- 求人をかけても数ヶ月も応募者が全く来なかった
- 営業時間を短縮しないとやっていけない状態
など、人手不足に陥っているラーメン店がかなり多いことが分かりました。
なので、まこと食堂が人手不足になっていた可能性は十分にあり、それも閉店の一因となったのかもしれません。
まこと食堂(喜多方)の閉店理由に関するまとめ
今回は、福島県・喜多方市にあったラーメン店『まこと食堂』が閉店した理由について考察してみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
■2020年でも行列ができていたことから、今のご時世とは無関係の可能性が高い
■考えられる閉店理由
- 血筋以外の後継者を認めず、一人娘も夢を応援していたため、後継者がいなかった
- 体力的に厳しくなっていた可能性もある
- 人手不足に陥っていた可能性も考えられる