神奈川県川崎市にある温泉施設『野天湯元 湯快爽快くりひら』。
多くのお客さんから人気がありましたが、2023年4月7日に閉店しています。
この情報を知り、
- 「湯快爽快くりひらって、なぜ閉店してしまったの?」
- 「栗平温泉が閉店したその後って、跡地に何かできたの?」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由に関する詳細は不明
■考えられる栗平温泉の閉店理由
- コロナ禍の影響で客足が減り、赤字経営が続いたため
- エネルギーコストの高騰により赤字が続いた
■栗平温泉の跡地は更地になっているが、何かが建つ気配などはない
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
栗平温泉の閉店理由について
まず、栗平温泉側からは閉店理由に関して言及していません。
施設内の説明でも、
とだけしか書いてないことがX(旧ツイッター)上の投稿から分かりました。
明後日閉店の「湯快爽快 くりひら」で最後の入浴。永年通い続けたが喜楽里や季乃彩とは違う濃い黒湯にもう入れないのは淋しい。コロナ禍による営業時間短縮や人数制限、光熱費の値上がりと維持するのも限界に来ていたのだろうか。今迄どうも有難うございました! pic.twitter.com/6gQdCD1s8z
— tomoaki ohshima (@tomoaki782002) April 5, 2023
なので、湯快爽快くりひらが閉店した理由は詳細不明です。
ただ、メディアの情報などから、
- コロナ禍の影響によるもの
- エネルギーコストの高騰
この2つが閉店に関係している可能性があります。
順番に説明していきます。
閉店理由候補①:コロナ禍の影響によるもの
まず、コロナ禍の影響が考えられます。
2020年から始まったコロナ禍。
この影響によって多くの人が外出を控えたことで、経済に大打撃。
お客さんが一気に減ったことで、閉店するお店・施設が一気に増えました。
実際、温泉施設の閉店について調べてみると、
- コロナ禍で客足が鈍り、経営が悪化した
- コロナ禍の影響による客足の減少などが追い打ちをかけた
といった内容が多くあり、コロナ禍の影響で多くの温泉施設が閉店に追い込まれていることが分かります。
朝日新聞デジタル:創業280年の松川温泉が破産申請準備
読売新聞オンライン:別府市の温泉施設「かっぱの湯」8月末で閉館
なので、コロナ禍の影響により、湯快爽快くりひらは最低でも赤字経営の状態だったのではないか?と推測します。
また、閉店したのは、2023年4月7日。
そして、外出する人が増えだすきっかけになった『規制緩和』が実行されたのは、2023年5月頃です。
つまり、多くのお客さんで賑わうであろう1ヶ月前に閉店してしまっているのです。
これらの情報から、コロナ禍の影響が長期間続いたことで、限界に達してしまったのではないかと考えられます。
閉店理由候補②:エネルギーコストの高騰
2つ目の理由として、
- ガス
- 電気
といったエネルギーコストの高騰が関係していることも考えられます。
エネルギーコストの高騰により、企業だけでなく、一般家庭への負担も大きく、苦しい状況に陥っている人は多いでしょう。
ただ、温泉施設となると、その負担は桁違いなんです。
ダイヤモンド・オンラインの記事によれば、
というのです。
温浴業界におけるエネルギーコストの負担は桁違い。重油、電気、ガスを使ってお湯を沸かしたり、サウナを温めたりしますが、少しの値上げで1施設当たり月100万~300万円も負担が増えます。
出典元:ダイヤモンド・オンライン
つまり、ガスや電気代の値上げが続けば続くほど、私達が思っている以上に温泉施設などに大打撃となっているのです。
ですから、エネルギーコストの高騰が原因で、湯快爽快くりひらが閉店してしまった可能性はあります。
栗平温泉の閉店その後の跡地について
2024年現在、栗平温泉の跡地はどのような状況になっているのか。
結論から言うと、
- 2024年時点では解体工事が終了
- 2024年5月時点では、更地のまま放置されている状態
といった感じです。
これらの情報は、X(旧ツイッター)上の投稿から判明しています▼
4月にオープンするシャトレーゼは、湯快爽快くりひらの跡地ではなく、そのお隣のスペースでしたね!(住所は片平8-1-3だそうです)
ちなみに湯快爽快くりひら跡地は綺麗に整地されたままで、何ができるかいまだ不明です(写真3〜4枚目ご参照)。#シャトレーゼ #片平 #新百合ヶ丘 #柿生 #五月台 #栗平 pic.twitter.com/d8jHNiuWLh
— ロコっち新百合ヶ丘 (@locotch_sygk) February 20, 2024
大好きだった温泉施設 閉店以降初めて目の前を通ったが駐車場も含めて更地になっていた。悲しい。#湯快爽快 #くりひら
— t.cap (@Ogr_trd) May 13, 2024
なので、2024年現在では、跡地に何かを作る予定は全くないものと思われます。
ちなみに、温泉施設の跡地だからといって、温泉施設ができるとは限りません。
なぜなら、他の温泉施設の跡地には、色々な建物が建てられているからです。
一例を挙げると、次の通り▼
- 『朝霧温泉ゆらら』→高梁グリーンパーク(複合施設)
- 『天然温泉 千寿の湯』→ドラッグストア
このように、温泉施設の跡地でも、全くジャンルの違う建物が建つ可能性は普通にあるのです。
ですから、栗平温泉の跡地に温泉施設が絶対にできるとは限りません。
もし、跡地に関する情報が今後新しく出てきた場合は、当記事に追記させていただきます。
栗平温泉の閉店理由&跡地に関するまとめ
今回は、神奈川県にあった『野天湯元 湯快爽快くりひら』が閉店した理由と跡地についてまとめてみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
■考えられる栗平温泉の閉店理由
- 2020年から始まった今のご時世の影響で客足が激減し、赤字経営が続いたため
- エネルギーコスト(ガス、電気)が高騰し、月々の経営コストが一気に増えて、経営が難しくなったため
■栗平温泉の跡地は、解体工事が終了しているものの、更地のまま何も活用されていない