
関東圏を中心に店舗展開していた『東京トンテキ』。
分厚く切ったトンテキ(豚のステーキ)が人気でしたが、近年では、閉店する店舗が増加。
2024年2月現在では、たった1店舗しか残っていません。
この情報を知り、
- 「東京トンテキは、なぜこんなにも店舗が減ってしまったの?」
- 「閉店に至った理由を知りたい」
といった疑問を持つ人は多いはず。
当サイトが調査した結果を簡単にまとめると、次の通りです。
■閉店理由の詳細は不明
■考えられる閉店理由
- 今のご時世の影響(客足の減少、補助金の打ち切り等)
- 閉店した店舗が特に売上不振の状態だった
- 運営会社が変わったことで、事情が変わった
詳しい内容については、以下で紹介しています▼
東京トンテキの閉店理由
まず、東京トンテキ側からは、閉店理由に関する言及をしていません。
店頭に貼られていた閉店告知では、
長い間ご愛顧いただきまことにありがとうございました。
勝手ながら当店は閉店することになりました。
と、定型文が記載されているだけでした。
渋谷の東京トンテキ、毎月29日は割引だから来ようと思っていたのに今月末で閉店とか草も生えない pic.twitter.com/l7eCGoBbPj
— 内野マナト@転職・CRM・マーケティングなどビジネス分野が得意なSEOライター(インボイス登録済) (@uchino_manato) January 29, 2022
なので、閉店理由の詳細は不明です。
ただ、メディアの情報から、
- 今のご時世の影響
- 売上不振の店舗だった
- 運営会社の事情
などの理由が考えられます。
順番に説明していきます。
閉店理由候補①:今のご時世の影響
2020年から始まった今のご時世。
この影響によって閉店してしまった可能性があります。
まず、X(旧ツイッター)上では、
と、2022年1月に投稿している人がいました。
知り合いの役者さんからご飯誘われたので『東京トンテキ』に。
そして…【悲報】
東京トンテキ、お店を今月いっぱいで畳むそうです(><)
やはりコロナの影響だそうです。
渋谷の美味しいお店が、また一軒…なくなるOrz pic.twitter.com/WLuHqxdRLo— かばやつよし@でかちょう (@DekacyoKabaya) January 12, 2022
ただ、情報元がどこからなのかが不明。
信憑性が高いとは言い切れません。
ですが、近年の飲食店倒産の経緯を調べてみた所、
- 2020年:840件
- 2021年:1769件
- 2022年:1382件(8月31日付)
と、2020年から2年経っても、飲食店倒産が続いている状態でした。
帝国データバンクの発表によると(2022年8月31日付)、今年に入ってから飲食店倒産件数が600件を超えました。
2020年は840件、2021年は1769件、2022年は1382件で、2022年が終わる頃には2000件を超えるペースとなっています。廃業も数えるとさらに大きい数字になるでしょう。
出典元:hibana -ヒバナ-
2022年でも飲食店の倒産が多い理由としては、
- 補助金・助成金の打ち切り
- 円安による物価上昇
- 世界情勢の悪化
などが重なり、2重3重苦になっていると言われています。
ですから、こういった今のご時世の影響が重なったことで、東京トンテキの店舗が閉店していった可能性はあります。
閉店理由候補②:売上不振の店舗だった
閉店した店舗の売上が特に少なかったという可能性もあります。
なぜなら、

○○店は美味しいが、□□店はちょっと…
といった口コミがX上で複数あったからです。
続いて"東京トンテキ品川店"。渋谷のは行ったことあるが、品川は初。今月の27日に閉店するらしいので仕方がないが、ご飯がボソボソで味も…
渋谷店は美味しいです! pic.twitter.com/YNHERFgYvd— Ry (@Nipponhamham_08) December 25, 2019
また、閉店した店舗の口コミを『食べログ』で調べてみた所、
「お肉の場所によってレアだった」
「休日にいったらキャベツが乾燥していた」
「付け合わせのキャベツがシナシナだった」
といった悪い口コミが複数ありました。
なので、こういった店舗の状態からリピーターが付かず、売上減少。
結果、ある特定の店舗だけが閉店に追い込まれた…という場合も考えられます。
閉店理由候補③:運営会社の事情
運営会社の事情によって閉店したケースも考えられます。
なぜかというと、2017年6月末に『東京トンテキ』の運営会社が買収されているからです。
株式会社ガーデン(本社/東京都新宿区・代表取締役会⻑/川島賢)は、6月30日付けで「東京トンテキ」の運営会社である株式会社らしくを買収することになった。
出典元:フードリンクニュース
運営会社が変われば、もちろん運営方針も変わります。
なので、
採算が取れない店舗と会社側から判断された⇒閉店
と、早めに見切りをつけて閉店させた店舗もあるかもしれません。
東京トンテキの閉店理由に関するまとめ
今回は、関東圏を中心に店舗展開していた『東京トンテキ』が閉店した理由について考察してみました。
以下、今回の簡単なまとめになります。
■考えられる閉店理由
- 2022年でも補助金・助成金の打ち切りなどで飲食店が閉店していることから、今のご時世の影響によるもの
- 特定の店舗に対して悪い口コミがあったことから、売上不振の店舗だった
- 2017年に運営会社が買収されていたことから、運営会社の方針が変わったため